【南インド料理】昭和レトロなビルにある魅惑のカレー屋「ミレンガ」

ぼっちメシ
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まいど、ボンです。

突然ですが、

カレーは好きですか?(’-’*)♪

 

日本人ってカレー好きがめっちゃ多いらしくて、統計的に見ても1週間に1回以上は何かしらの形で口にしてるらしいんだよねー

 

んで、

もちろん、ボクもそんなカレー好きのひとりだったりするのですが、

同じカレーでも国やスタイルによっていくつかに分類する事が出来まして、

ボクの場合は、大阪が発祥と言われてるスパイスカレーと言うジャンルに特に興味があって、以前はそうしたお店でも働いてたりしました。

今やそのスパイスカレー人気は大阪に留まらず、首都圏にまで拡散するくらいの勢いがあって、まさに全盛期って感じ!

 

…ただ、

残念ながら全国的に見ると、まだまだブームとまでは言えないのが実情だと思います。

特に地方でカレーと聞くと、

  • ナン
  • 欧風カレー
  • ココ壱番屋

…みたいな、イメージしかないからね、、

新しい職場で自己紹介をする時にカレー屋で働いていた話をすると、十中八九「ココイチ?」って勝手に決めつけられるくらいだからね(;´∀`)

 

で、

そんなスパイスカレーには決まった定義みたいなものは無いのですが、

あえて言うなら

 

”ジャンルに囚われない自由で個性的なカレー”

 

例えば、和出汁や鶏ガラスープをベースにしたり、

ガツンとくるスパイス使いだったり、

小麦粉は不使用、

通常のカレーには使わないような調味料とか食材だったり、

いわゆる欧風とかインドカレーの作り方とは似て非なるもの

って感じ。

 

そんなスパイスカレーのお店を岡山で開業するにしても、現状の地方におけるスパイスカレーの認知度を考えると商売としての厳しさを感じざるを得ないのですが、

それはボクが大阪で働いていたお店も同じで、

今でこそスパイスカレーのブームに乗って有名店になったとは言え、開業当初は食の都と言われる大阪でさえ受け入れてもらえず、鳴かず飛ばずだったみたいなんだよね…(|| ゜Д゜)

それでも自分のスタイルを信じてやり続けた結果、行列の絶えないお店にする事が出来たのだと思う

それはつまり苦労が多い分だけ、逆にパイオニアとして唯一無二の存在になれる可能性が高いって事でもある

その為にも開業する場所の地域性をよく知り、受け入れてもらえる商品の開発や発信をしていくコトが大事なんだと思う

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マニアックな南インド料理は受けるのか?

てな訳で、

ビジネスとして考えた時に、スパイスカレーみたいなマニアックなジャンルのカレーが地方都市の岡山でどこまで受け入れられるのかを知りたいところでもあります。

で、

行って来ました

 

南インド家庭料理「ミレンガ」

実は…コチラ

移住前から既に何度かお伺いしていたお店なんですが、

初めて行った時なんかは、岡山にもこんなマニアックでレベルの高いお店があるんだなぁー

と驚いたお店でした。

 

場所は野田屋町の西川緑道公園沿いの商店街

市街地を南北に2.4㎞も伸びる用水路の両脇が緑道になっているのですが、ここはめっちゃ落ち着く感じで好きな場所だったりします。

その緑道沿いに岡ビルという昭和レトロな建物がありまして、1階には昔ながらの魚屋とか八百屋、花屋なんかが並んでいてミレンガはそんな場所の一角にあります。

 

店内はこんな感じで開放的!

よく見かけるインド・ネパール料理屋さんのような派手な感じでは無く、お店の存在を知らないと通り過ぎてしまうくらいシンプルな内・外装です。

食堂と言うよりも、カフェみたいな感じ?

 

簡素な内装が逆に良い雰囲気を醸し出してたりする(*’ω’*)

この時はちょうど絵画イベントをしている時だったみたいで、壁には芸術的なデザインの絵がペイントされていました!

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ハイクオリティな南インド料理の数々!!

ランチのターリー(ライス変更)

以前お伺いした時とはメニューがマイナーチェンジしていて、イエローライスを追加料金でビリヤニ系に変更出来るようになってました!

家庭料理と言うよりもホテル的な感じだけど、ビリヤニ好きなボクとしては迷う事なく変更~

ビリヤニも曜日によって内容が変わるみたいで、この日は初めて聞いた名前で失念したけどプラオ(スパイス炊き込みライス)的な感じでした

 

バスマティライスとサフランのコントラストがキレイで、ちゃんと作っているのがわかりますねー

まわりには小さなプーリー(揚げ生地)とパコラ(天ぷら)が添えられていて、カレーはシュリンプをチョイス!

このパコラ、常温でもめちゃウマ~(*‘∀‘)

 

サラダとチャイ

ここのチャイはジンジャーとカルダモンが結構効いていて美味。

ランチサービスでおかわりOKとのコトだったので2杯頂きました!

(追記※現在はチャイのおかわりサービスは無くなったみたい)

ちなみに、お水とおしぼりはセルフ式

価格はうろ覚えだけど、ライスの変更料金があって1100円前後だったと思います。

 

チャパティのセット

インド人のお母さんが焼いてくれるチャパティがひと味違うのが面白い

やっぱり、シンプルなものほど奥が深いなーって思う

 

エッグドーサ(豆粉の発酵クレープ)

パリッとして酸味は少なめな感じでウマい!!

焼いているところも見れたけど、やっぱり上手だった!

ボクも道具は持ってるけど、簡単そうで意外と難しいんだよね(-_-;)

日本で提供するなら、お祭りの時の出店だったり、ホテルの朝食とかに出てきたらテンションあがるのにな…って、いつも思う。

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まとめ

まだまだ数少ないマニアックなイメージのある南インド料理ではありますが、意外と認知度も上がっているようで、特に抵抗感なしに食事を楽しんでいる人が多かったように思う。

単純にスパイスカレーには置き換えられないけど、見たコトの無い新しいスタイルのカレーであっても十分に受け入れてもらえるような地域性があるような気がしました。

しかも岡山県のカレーに対する年間消費額が全国でトップ3に入ると言う、嬉しい情報なんかも最近聞いたりしたので、

きっと、

ボクの変わったカレーでも受け入れてもらえるはず!

 

<店舗情報>

店名 南インド家庭料理 ミレンガ

住所 岡山市北区野田屋町1-3-3 岡ビル1F

電話 086-206-2289

営業時間 11:00~21:00

定休日 第一火曜日

席数 50席

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