まいど、ボンです。
ラーメン二郎は元々…
ラーメン次郎だったらしいよ!
※移転した際にペンキ屋さんが文字間違えたみたい
そんな「二郎系」と言えば皆さんご存知だと思いますが、
- 大量の野菜(もやしやキャベツ)
- 肉厚チャーシュー
- わしわしの太麺
- 背脂
- ニンニク
が特徴の豚骨醤油スープのドカ盛り系ラーメンですよねー
俗にいう”ジロリアン”と呼ばれるマニアがいるくらい根強い人気のジャンルなんですが、
「二郎はラーメンではなく二郎と言う食べ物である」
と言われるように、今やラーメンの枠組みを越えたひとつのブランドとして広く認知されている商品と言っても過言ではありません。
んで、ひとえに二郎系と言っても直系、亜流、インスパイア系などに分類されるみたいなんですが、基本的なルックス、味、量、システムはどこもほぼ同じで、その違いは二郎マニアのジロリアンくらいにしかわからないレベルだと個人的には思います。
そんな感じで、どこで食べても同じような二郎系のラーメンがなぜそこまで人々を魅力し続けているのか?と、ふと不思議に思いまして、ボクの出来の悪い頭で3分ほど熟考してみたところ、ひとつの答えが見つかりました。
それは
「知覚価値の条件を満たしている」
です。
知覚価値とは…
出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所
二郎系と呼ばれるラーメン店には知覚価値に重要な以下の4つの要素を既に満たしていると思うのです。
①言語(商品やお店がイメージ出来るワード)
二郎という店名、ドカ盛りのラーメン、ジロリアンによる口コミ、マシマシ
②視覚(インパクトのあるルックス)
盛り盛りの野菜・ボリュームある麺の量・わしわしの太麺・肉厚チャーシュー・粒状の背脂などのルックスや二郎系と認識出来る看板(黄色の看板、黒文字の店名、赤色のカウンター)
③聴覚(印象に残る音)
「ヤサイ」「ニンニク」「アブラ」「カラメ」の無料トッピングを客が呪文のように注文する声。
④体験(価値を実感させる)
完食した時の達成感、生のニンニクの香り、融通の利くサービス、コスパの良さ(量に対する価格)
などなど
以前ボクが商売をしていた頃はそうした知覚価値よりも商品価値を高めたいという想いが強く、品質や素材にこだわる事ばかり考えてました。
そうするコトで確かにお店のコンセプトや商品価値を理解してくれている人達が来てくれましたし、喜んでリピートもしてくれました。
ただ、ビジネスとして考えると一部の理解してくれるファンだけでお店をやっていくのは簡単では無く、幅広く一般の客層を取り込んで行く必要性を強く感じたんですよね。
「二郎のラーメンが特別に美味しいわけではないが、食べずにいられない」
というジロリアン達の言葉にもあるように、必ずしも商品価値が高ければ人気店になるというものでなく商品価値を高める前に知覚価値を最優先に考えるべきだったのです。
認知されて継続出来なければ、やりたい事も出来なくなりますからねー(;’∀’)
消費者が実際の価値よりも自分の経験や感覚で価値を判断するという事実をしっかりと踏まえたビジネス戦略が重要であり、いかに事前情報をターゲットにインプットさせてニーズを顕在化させられるかにかかっているのではないでしょうか。
何となくそんなコトを考えつつ、
先日、何となく二郎系のラーメンが食べたくなったので行って参りました~
インスパイア系と呼ばれるラーメン二郎のお店
そんでお伺いしたのは、田町にあるラーメン「どかいち」
店舗展開している二郎のインスパイア系のお店です。
実はコチラのお店の存在は以前から認知していたのですが、若干わかりずらい視認性と外観から醸し出している暗め雰囲気で敷居の高さを感じてしまい、なかなか足が向かわなかった感じ…(;^ω^)
んで、「どこかで二郎系を食べたいな…」と思っていたところ、
たまたまコチラ↑の写真を目にして初訪問してみることに!
店内はプレハブ小屋のような…ロッジ風のような…不思議な雰囲気。
ちょっと改装したらBARみたいにもなりそうな感じだな。
無料トッピングは二郎系そのままですねー(*’ω’*)
- ニンニク
- 野菜
- 背脂
小サイズに変更すると、価格が同じ代わりにトッピングがサービスみたい!
- 煮卵
- メンマ
- キムチ
- チーズ
ラーメン(小)650円
そう言えば小サイズしたけど、トッピングを聞かれなかった…(;´・ω・)
煮卵食べたかったけど、言わないボクが悪い。笑
無料トッピングのニンニク、野菜、背脂は普通でお願いしました~(*‘∀‘)
ごわごわじゃないけど、太麺。
スープはあっさり目。
いつもラーメン屋さんではセットを頼むけど、二郎系はこれで満腹満足!
やっぱりボクの場合は小サイズで十分な量でしたねー
まさに
「二郎のラーメンが特別に美味しいわけではないが、食べずにいられない」
と言った何とも不思議なラーメンって感じ(*‘∀‘)
ちなみに岡山で言うと、野田屋町にある行列必至の超人気店「きずな」や駅前町の「ダントツラーメン」も同じ二郎系。
これも食べずにはいられないけど、行列に並ぶのが悩みどころだな。
<店舗情報>
店名 ラーメンどかいち 岡山田町店
電話 086-224-2555
住所 岡山県岡山市北区田町1-13-14
営業時間 11:00~22:30(L.O.22:00)
日曜・祝日11:00~21:00(L.O.20:30)
※モヤシ・スープなくなり次第、閉店
定休日 水曜
席数 7席(カウンターの他に奥にテーブル席8人がけが有)
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