【間借りカレーの資格】たった1日の受講で簡単取得出来る食品衛生責任者の講習会に行く必要がなかった話

間借りカレー
スポンサーリンク

まいどボンです。

岡山に移住して2度目のクリスマスは奇しくも2019年最後の休日と言うラッキーデイ。

もちろん今年もボッチなので浮かれるような予定も無く、クリスマスソングを聴きながら雰囲気だけ一応味わってやった感じだ。

まぁ正直、クリスマスどころじゃなくて、まだまだ先だと思ってた間借りカレーが2ヶ月を切ってたので、試作やら何やらで朝から大忙しだったんだけどね。

…これ、言い訳じゃないぞ( ˘ω˘ )

 

ちなみに、飲食業に本格的に携わるようになって十数年になるけど、新規立ち上げのお手伝いや自分のお店の開業の経験はあっても“間借り”は初めてでして、何をどこまで準備したらよいのかわからない感じだったりもする。

ルールのある他人様のお店で商売をするのは、いちから新規で立ち上げるのとは違って段取りが何かと難しーのだ(;´∀`)

どちらかと言うと間借りってケータリングに近いのかも知れませんなー(した事ないけど)

警備の仕事が繁忙期になる年の瀬で、しかも急な異動もあったりしたから全然計画通りに進んでなかったりする。

ただ、そんなコトを言ってられない感じなのでしっかりと間に合うように1月から準備に頑張りたいと思う!

 

そんな「間借り営業の始め方」みたいなことをネットで調べても意外と情報が少なくて、ボクと同じような志しを持った人が他にもきっと沢山いると思うので、準備・開店・営業までのリアルをお伝えしていくドキュメント記事を今回からシリーズ的に書いて行くことにしました!

これから起こるであろう失敗なんかも含めて間借りをしたい人の参考になればと思います。

 

…って、

のんきにブログ書く暇あるなら早よ準備しろよ!

って感じだな(*’ω’*)

スポンサーリンク

食品衛生責任者の講習を受けよう!

今回ボクが間借りをさせてもらうお店は個人経営のカフェバーなんですよね。

当然オーナーさんがその施設の「食品衛生責任者」になってるので基本的に資格とか無くても間借りには問題ないのですが、

「間借り営業する人に責任を持って運営して欲しい」というオーナーさんの意向であったり、後々自分でお店を開業する際には資格がどちらにしても必要なので早めだけどこのタイミングで取得することにしたのでした。

ちなみに同じ間借りでもレンタルスペース的なシステムの場所であれば食品衛生責任者に相当する資格が原則必須になると思いますよ!

資格の取得方法

1. 食品衛生責任者講習の申し込み

東京都の場合は郵送による申し込みになります。

食品衛生責任者養成講習会のサイトから日程・会場・空き情報を確認して、印刷した申し込み用紙に第三希望日まで記載して返信用封筒と共に郵送します。

2. 講習会受付票の郵送

その後、一週間程度で返信用封筒に受付票が同封され送られてくるので日時と場所を確認。

3. 講習会の受講
受講費用は10,000円で当日会場で支払いになります(ほぼ全国一律)

持ち物は受付票と筆記用具のみ。

 

上記は東京都の場合ですが、基本的には全国どこでも同じとのコト。

 

ただ、ボクが住む岡山県の場合を調べてみたらこんな感じ↓でした。

 

「講習会の申し込み方法」

サイトに記載されてる開催日と場所から都合のよい日を選び、受講申込書をダウンロード(PDFファイル)して必要事項を記入して当日会場に持参して受付に提出するだけで、事前の予約申し込みは不要みたいでした。

 

これ…、めっちゃ楽やん!( ; ゜Д゜)

 

  • 受講費用:8000円
  • 持ち物:受講申込書、昼食、筆記用具
  • 受付時間:9:30~
  • 講習時間:10:00~17:00
  • 講習内容:衛生法規2時間 公衆衛生学1時間 食品衛生学3時間

※原則として、日本語がある程度理解できる方に限る

 

しかも他府県と比べるて岡山はナゼか、

受講費用が安い!(*‘∀‘)

 

さらに講習修了者には修了書(手帳)だけでなく、

条例でお店に掲示が義務付けられている食品衛生責任者の名札(修了者の名前を記載した名札)と名札保護ケースも貰えるらしい…!

ちなみにプレートは通常別途800円もするからお得なのだ。

この違い…この優遇制度みたいなのは岡山だけ?

とりあえず理由はわからんけどラッキー(’-’*)♪

講習会の内容は?

講習の内容は以下の3科目となってます。

  • 衛生法規:食品衛生法の基礎、食品衛生責任者の責務など(2時間)
  • 公衆衛生学:衛生管理や作業環境管理など(1時間)
  • 食品衛生学:食中毒の対策、食品表示、設備管理など(3時間)

この6時間の座学をひたすら聞いた後に確認みたいな感じで言われた通りに書くだけの簡単なテストが最後にありますが、食品衛生責任者は試験の合否ではなく、講習会に参加すれば取得できる資格であり全員合格するのでとりあえず遅刻だけしないように行きましょう!

資格の証明となる手帳には講習会の受講修了証が含まれており、手帳は受講当日に配布されます。

いざ講習会の会場へ行ってみる!

ボクの場合は自宅から一番近い開催場所を選んでもチャリで1時間程度かかる距離だったのでなかなか遠い。

車が無いってのもあるけどね。

 

で、

受講日の当日の朝、

早起きして準備していざ家を出ようとした直前になぜか、

「そー言えば、、昔お店してた時に食品衛生責任者(県外で)とったけど、それって使えないのかな?」

みたいな疑問が今頃になって急に思い浮かびまして、ちょっと気になったので改めて受講の免除対象者をみたら、

 

①特定の資格者

医師、歯科医師、薬剤師、調理師、船舶料理士、製菓衛生師、食鳥処理衛生管理者、食品衛生管理者、食品衛生指導員もしくはその経験者、食品衛生監視員の資格を持っている人は講習が免除されます。

 

これは↑調理師免許もってないから関係ないよなー

 

②学校で単位を取得した者

「学校教育法に基づく大学、旧大学令に基づく大学又は旧専門学校令に基づく専門学校において医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学の課程を修めて卒業した者」

 

うん、法学部なんでこれも↑関係ないぞ。

 

③「都道府県知事の登録を受けた食品衛生管理者の養成施設において所定の課程を修了した者」

 

うん、これも…

 

ん?

 

あれ?もしかして、これって県外でもOKってことかな…?(*‘ω‘ *)

 

みたいな感じになりまして、

さらに調べてみたところ、

平成9年4月以降に食品衛生責任者の資格を取得した場合は講習内容が全国で統一されたため、営業する場所が別の都道府県であっても問題ない

とのコトでした!( ; ゜Д゜)

 

つまり、ボクの場合は県外だけど昔とった食品衛生責任を受講した証書があるので

 

取りに行く必要がなかった!(;・∀・)

 

奇跡的に直前に気付いて良かった……。笑

スポンサーリンク

まとめ

以上のように、今回は実際に行ってないけど食品衛生責任者になるには1日だけ受講すれば誰でも簡単な取得することが出来る資格です。

ただ、名ばかりの資格で管理運用を疎かにすると食中毒など命に関わる事態を招いてしまう恐れがあり、営業停止になるだけでなく、信用度も下がってしまい取り返しのつかない事態になります。

特に間借りの場合は自分のお店ではないので、オーナーさんに迷惑をかけることの無いように責任者として売上や調理業務だけでなく衛生管理まで日々きちんとするように心掛けるようにしましょう!

あと、危うくボクのように無駄に資格を取らないようにしっかりと自分が免除対象者なのかどうか確認しておく事も大切です(;^ω^)

追記

結局、後日取りに行くことになりましたー。汗

↓↓↓

コメント