【職業訓練校の就職ってどうなの?】未経験の40代が内装業への就活をしてみたリアル

ハローワーク・職業訓練校
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まいど、ボンです。

 

職業訓練校シリーズの続き!

 

ココまでのあらすじ

後期から始まった内装の実習が毎日楽しくて充実した日々を送っていたボンでしたが、情熱的な恋と同じで幸せな時間ほど長くは続かないもの…(笑)気が付けば訓練校でのカリキュラムも残すところ後わずかとなり、ついに就職と卒業のシーズンへと突入していくのであった!

 

12月

冬休み前の12月ともなると卒業という文字がチラつき始め、それと同時に職探しをしなくてはならない時期となります(本来はその為に入校したはずですがねー。笑)

 

つまり、それは

失業給付金を貰いながら勉強が出来る、このパラダイスな生活が間もなく終わるコトを意味する訳であり、

正直、

まだまだ働きたくねぇーー!!

就職なんて考えたくねぇーー!!

もう1年はこの生活を続けたい!!

って気持ちでいっぱいでしたね

 

…ただ、

延長出来るような制度ではないし、そうも言ってられない学校の雰囲気なんかもあって、今後の人生設計と就職について真剣に(仕方なく?)考えざるを得ない感じだったと思います

 

んで、どうしたかと言うと

ホテル勤務時代の激務の影響で絶不調だった体調もこの1年間の規則正しい生活のおかげですっかり回復傾向にはあったものの、しばらくは飲食業には戻るつもりは無くて、とりあえず訓練校で学んだコトを活かせる内装関係の仕事を中心に探してみようと考えてました

ただし、40代で未経験のオッサンが働ける職場があれば、、の話ですが!(;’∀’)

 

ちなみに他のクラスメイトは既に数人が木工所とかハウスメーカーへの就職が数人決まっていたり、まだ決まってない人でも20代後半~30代半ばの人達が多いので、年齢的にまだまだ求人が多くて心配しなくても順調にみんな内定をもらえそうな感じだったと思います

なんせ就職率は90%以上ですからねー

 

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新卒以来の就活

そんな訳で

学校に貼りだされていた求人票をぼちぼち見ていたところ、意外にも年齢不問で尚かつ雇用条件や仕事内容もいい感じの会社がいくつかあったので、

未経験の業界だし、考え過ぎたり悩むよりも百聞は一見に如かず!

って感じで、とりあえず会社見学をしてみるコトにしました

 

内装業界の条件を見ると基本的にはしっかりと社会保険関係なんかは完備されていて、休日や労働時間もまずまずな内容の会社が多い印象でした

あくまでも飲食業と比べたらの話ですが…(;’∀’)

逆に、木工関係は給与面でかなり厳しい会社が多いという感じ

需要と供給の関係を考えると、やはり機械化した大手の会社でない限りビジネス的に厳しいのは明白であり、職人の世界だし、飲食業と同じで好きで無いとなかなか出来ない仕事なのかも知れませんねー

 

新卒で就活する時は資料請求~エントリー~面接の日程まで自分で調べて段取りするみたいな流れが当然なんだけど、訓練校の場合はその段取りを就職センターのスタッフが担当してくれるので気楽に応募が出来たりもします

個人的には楽だったけど、就活未経験の人達にはこういうコトも社会人としての訓練なんで、自分たちでさせる方が良いと思ったりもしたました

 

久しぶりにスーツを着て会社見学へ!

会社見学とか面接の日は、訓練校の授業を半日ほど出席してから現地に向かう感じのパターンが多かったかな

ちなみに正当な理由の就職活動なので書類を出せば半日でも休み扱いにはならず、給付金は減額されるコトなく支給されるのでご心配なく!( ˘ω˘ )

 

そんな感じで、

押し入れにしまい込んでいたスーツを着てボクは3社ほど訪問

同じ求人に興味を持ったクラスメイトもいたりするので、何人かで会社見学をするコトもありました

会社見学と言うよりは、実際の現場を見させてもらう方が多かったです

何せ会社自体はただの事務所とかなんで、そこで仕事をする訳ではないからね。笑

 

んで、

現場を見たり社長さんの話を聞いたりする中で、職場の雰囲気も良さげでクロス貼りや床を中心の施工作業が出来そうな会社がいくつかありました

そんな会社の中のひとつに

「今は内装業だけど、近い将来に飲食業にも事業を拡大したいので是非協力して欲しい」

てな感じの、まさかのボクの経験がコラボ出来そうな会社があって

「これなら内装の勉強をしながら飲食での経験も活かせるんじゃね!?」

「これこそ一石二鳥ってヤツやん!」

と思ったりもして

思いきって後日、面接を申し込むことにしてみたのでした~!

 

で…

会社見学の時は良い感じだったとは言え

若干の不安を抱えながら

ダメもとで面接(と言うか雑談)を受けてみた結果、

 

・・

 

なんと!スグに「採用」との連絡が!

 

どんだけ人不足やねん!って思ったけどね…

 

と言う感じで、あっけなく就活が終了(笑)

 

ちょうど新年を迎えた冬休みの頃だったコトもあり

また新しいチャレンジの始まりだ!って気持ちになっていたと思います

 

この時までは…

でしたが、、(;^ω^)

 

理想と現実の違い

1月の上旬

就職先が決まった事でホッとしながらも、残りの訓練校のカリキュラムは気を抜かずに集中して取り組もうと気持を新たにしてました

と言うのも、実は訓練校では卒業を前に大きなイベントがありまして、

それが

技能照査試験

でした。

これは、通常であれば内装仕上げ施工技能士という資格を取得する際に必要な数年間(3年だったかな?)の実務経験と学科試験が免除されるという試験前の試験って感じ(笑)

職業訓練校でのみ受けられる特別な試験でもありました

かなり本格的な試験だったコトもあり、いかに残されたわずかな日数の実習の中でスキルを身に付けて有意義に過ごしていけるかが重要だったと思います

 

内装仕上げ施工技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会(問題作成等は中央職業能力開発協会)が実施する、内装仕上げ施工に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

ところが、、

そんな時に就職予定だった会社から連絡があり、面接の時の話で学校はちゃんと卒業してから働きたいと伝えていたのにも関わらず

 

「とりあえず何日かバイトに入らない?」

 

とか

 

「誰か他のクラスメイトを紹介してくれない?」

 

とか

 

最終的には……

 

「学校を辞めて直ぐにでも働かない?」

 

みたいな連絡をもらうようになったのです

 

「えっ!?そんなに多忙なの!?」

と思ったけど

こんな40過ぎの未経験なボクでも採用してくれたのだから…と思ったり、申し訳ない気持ちもどこか手伝ってそこは何とか答えようと、たまたまボクと一緒に働きたいと言う危篤なクラスメイトの女の子(じゃなくてオバちゃん)二人を紹介してみたところ

 

直ぐに採用でした(;・∀・)

 

そんな感じでとりあえず、三人でアルバイトをしに行くコトになったとさ

 

入社前にアルバイトに行って良かった件

ちなみに給付金をもらっていても申請すればアルバイトは可能なのですが、その日の分は減額されるため正直言ってメリットはありません(学校の方が楽だし)

ただ、採用してくれた会社が忙しい状況で困ってる中、学校でゆっくりするのも将来的には良くないなと思いアルバイトをするコトにしたのです

 

〈アルバイトの仕事内容〉

① 事務所の移転による引っ越しの手伝い

② 現場の手伝い

 

問題があったのは②の現場に行った時

訓練校の生活リズムと真逆の、23時頃に集合させられてからの早朝(朝4時、5時)までの勤務時間というものでした(汗)

 

いやいやいやいや…

これだと、翌日は不眠で学校に行かないと無理やん!(゚Д゚;)

 

しかも、仕事内容が商業施設の改装テナントの

「現場監督の補佐」

でしたからね

 

社長(現場監督)に付いてちょこちょこと雑務をするのだけど、ただでさえ知識や経験が無いのにも関わらず、初日からいろんな業者に指示を出さないといけない場合もあったりして訳がわからない状態……。

何も聞かされてないし、その場で初めて見る図面なんて

わかるわけないやろぉぉぉぉぉーー(゚Д゚;)

って感じでしたね

現場監督的な仕事なんて希望してないし、聞いてないし、クロス貼りとか床はどうなった?ってなるのは当然でした

 

で、

数日間は我慢して働いたのだけど、ちょっと不安になって社長に聞いてみたら

「新しい事務所でいくらでも練習出来るから、仕事は基本的に現場監督をしてもらいたい」

という衝撃的な返事が!!

 

正直、

モチベーションはがた落ち

 

しばらくは頑張って不規則で学校とバイトの生活をしましたが、現場監督と言う業務に何ら魅力を感じずにいたので

悩んだあげく、、

正式に採用される前に内定を辞退する事にしたのでしたー(;´・ω・)

まだ卒業前のこの時期であれば仕事も探しやすいってのもあったし

 

てな感じで、

あのまま卒業してから働いていたら…

と思うと、ある意味バイトをしてみて良かった事件でした

 

このすったもんだを機に、やっぱり卒業後はまた飲食に戻ろうかな…

とも思い始めた春でした。

 

ちなみに同じ会社に入ったクラスメイトもボクが辞めるなら…と、

何故か一緒に内定を辞退する事になったとさ(汗)

 

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