大阪初のビリヤニ専門店「DIAMOND BIRYANI 」からビジネスを考える

ぼっちメシ
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まいど、ボンです。

ビリヤニ好きですか?

 

知らない方もいるかと思いますが、ビリヤニはインドやパキスタンで主にお祝いの時などに食べられる”手間のかかるスパイス炊き込み御飯”と言った感じなのですが、実はボクはこれが大好物なんですよね。

地方ではまだまだ認知度が低くて提供しているお店も少ないので、心残りがないように大阪にいる間に出来るだけ食べ歩きをしてました。

そんな中、大阪初のビリヤニ専門店がオープンしたという嬉しい情報を耳にして「これは行ってみる価値がある!」と思い、岡山へ移住する前までに何とか都合をつけてお伺いするコトが出来ました~(*’ω’*)

 

ちなみに、東京でもビリヤニマニアがオープンした専門店があったようなのですが、残念ながら行く前に閉店されてましたな…(;’∀’)

画像で見る限りでは、めっちゃ研究されていて美味しそうだっただけに残念。。

認知度なのか?立地の問題だったのか?とか色々と考えさせられましたねー

そうした意味で今後のビジネス的な視点からも興味のあるお店なのでした。

 

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いざ中津へ!電車でGO~ではなく自転車でGO~

今回お伺いしたのは中津にある「ダイヤモンドビリヤニ」と言うお店。

ミナミの自宅からはちょっと距離があったのですが、電車賃の節約でチャリで行きましたー!

まあ、筋トレだと思えば一石二鳥(笑)

 

場所は行列の出来るスパイスカレー屋さん「SOMA(ソーマ)」のすぐ近く。

 

カレーやラーメンって「さっと食べてさっと帰る」みたいなイメージなので、お店の立地としては利便性が良くて同じジャンルのお店が近場で集まっている方が、お互いが競合するというよりは逆に集客に対して相乗効果があるのかも知れませんね。

 

んで、

目的のダイヤモンドビリヤニは暖簾のかかるどこか和風な佇まいでありながらも、ビニールシートで車道からテーブルと厨房が見えるというアジアの屋台的な雰囲気もあるユニークな感じのお店でした。

調べによれば、近所にある「梵平(ボンベイ)」と言うスパイスカレー屋さんがプロデュースしたお店とのコトでファサードなんかはどことなく似てるかも。

 

スタッフはインド人二人。

ボクの姿を見つけると、すぐに手招きされました(笑)

そのまま手前の狭い厨房から店内の奥まで入ると、いつも食べ歩いてるお店の場合であれば広い空間が広がるはずなんだけど、、逆にコチラは想像以上に狭い客席になるので驚きましたー(^▽^;)

(狭いと言ってもボクも狭小物件で働いていた経験があり、それと比べれば広々としてましたが)

 

まあ、それでも席数はテーブルで12席ほどあるので十分と言えば十分。

自分がやりたいお店と同じくらいの広さなので、こんな感じも良いなぁとも思いました。

 

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新しいスタイルのビリヤニ

大阪には美味しいビリヤニを提供しているお店がいくつもあります。

ただ、こちらのお店の注目するべきポイントが

  • ビリヤニ専門店
  • 鉄鍋で提供するスタイル

と言った特長があり、そこがボクにとってかなり興味を感じさせられる所でありました。

<注目点>

①ビリヤニ専門店と言う、日本では認知度の低いジャンルでビジネスが成り立つのか?

ビリヤニ自体は間違いなく美味いものだと思いますし、日本人の感覚からも受け入れやすい商品だと思うのですが、まだまだ認知度の無いカテゴリーであり、カレーマニアが知っている程度のレベルな気がします。

ターゲットがどこにあるのか?新たなブランドを構築する事が出来るのか?といった所が気になりますね。

②鉄鍋で提供するスタイルが同じアイデアである事

実はボクがやろうとしているピッツァとスパイスカレーの専門店が軌道に乗ったあとの話になりますが、夜のみの予約制で土鍋で提供する創作ビリヤニの懐石コースをしてみたい考えています

小さな鍋で提供するというスタイルが同じですし、ビリヤニの創作性に関しても興味があります。

実際にお店をやるうえでオペレーションとか、満足度なんかも気になるので参考にしてみたいとも思っていました。

 

そんなコトを考えながらの突撃~(=゚ω゚)ノ

 

お昼時をずらしてお伺いしたので、他にお客さんは女性が1名。

ゆっくりと出来そうな感じで良かった~(*‘ω‘ *)

 

メニューはシンプルに3種類のみ

  • ダイヤモンドビリヤニ(チキン・魚介・マトン)1380~1580円
  • 季節限定ビリヤニ 1580円~
  • ダイヤモンドカレー(チキンレッグのカレー) 980円

パッと見た感じではメニュー的に特別に創作性を感じませんでしたが、いつもチキンやマトンだったので今回は魚介(白身魚とアサリ)をオーダーしてみるコトにしました。

 

ちなみに、オーソドックスなタイプのカレーであるダイヤモンドカレーは既に売り切れ!( ゚Д゚)

多分、ビリヤニが提供までに15~20分ほどかかるとの説明もあるので、ランチタイムで時間の無いお客さん用のクイックメニューみたいな意味合いがあると思うけど、そのカレーも美味しいと評判なのでチャンスがあれば挑戦してみたいですね~

 

体感的にはそれほど待った感じもなく、お目当てのビリヤニが登場!!(*’▽’)

ご覧の通り、ひとりビュッフェって感じです。

 

鉄鍋からビリヤニライスを好みの量だけ取り出して、トッピングやグレイビーと混ぜ混ぜしながら頂きました!

 

お味はと言うと、

こちらのビリヤニは鉄鍋で炊いたからか、バスマティライス特有のハラハラとした食感や米の香りがそれほど感じられず、いつものビリヤニの感覚とは別物って感じでしたね。

どこか日本の炊き込みご飯的なニュアンスを感じられて、実際に食べ終わりに近づくと店員さんが鍋にこびりついた“おこげ”をガリガリと取ってくれるサービスをしてくれました(゚Д゚;)

あ…新しい。。

このスタイルはインドでもあるのかな??

お店のビリヤニで“おこげ”は初めてだったけど、これはこれで美味しく頂けました~!!

ボクのお店でもひとつの売りに出来るかも!

 

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総評

オペレーションとしては席数・人件費・提供時間・鍋の洗浄の手間などを考えると、ビジネス的には少し厳しい所もあるかな?という印象で、価格も1000円あたりが基準だと思うので、ちょっと割高でもあるかなーと思いました。

初回訪問だけでは判断できないけど、ビリヤニの認知度がまだまだだとも感じたので今後のお店の発信力にも注目しながら参考にしていきたいお店です。

 

と思って最近、久しぶりに某食べログの評価をみたら…

 

3.6やん!!!!(;゚Д゚)

 

サイトの評価も上々だし、新しいジャンルで挑戦してる姿勢はカッコいい!!

今後、日本におけるビリヤニ専門店のパイオニアになって欲しいお店ですねー

 

…てか、もうなってるってウワサもありますが(笑)

 

<店舗情報>

店名 DIAMOND BIRYANI 

電話 06-6225-7181

住所 大阪府大阪市北区中津3-17-2

営業時間

11:00〜15:00(L.O14:30)

17:00〜21:30(L.O21:00)

定休日 月曜日

席数 12席(2席テーブル×4、4席テーブル×1)

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