安定した旨い焼き飯が食べられる創業70年以上の老舗中華食堂「宝来軒」

まいど、ボンです。

特に自分たちの親の世代の考えであれば、

良い大学を出て

大きな企業に入って

結婚して

子育てして

出世して

みたいな、

いわゆる安定した生活と言われるものが理想の人生だとされてきました。

ボク自身も例に漏れず、若い頃は思考停止状態に近かったコトもあり、

親が言うならそれが当然のコトだと思っていたので、言われるがままに大学へ行って企業に就職して…

と、途中まではレールに敷かれた、ありふれた人生を送ってきたのですが、

27歳の頃にふと気付いたんですよね。

自分の中でモヤモヤしていた、本当にやりたいコトや自分がすべき生き方が何なのかを…！

そこからは怖いものなんてないぞ！って感じで、

それまでの強制的で抑圧的なものへの反発心を原動力にして

27歳で会社辞める

→神戸から引っ越して、東京の料理学校に通いながらイタリア料理の勉強を開始

→４年後に自分のお店を開業

→さらに４年後に閉店

→６年間ほど料理修行のやり直し

→再開業の準備で転職して警備員　←今ここ

という、

不安定で、決して順風満帆とは言えないけど、自分の考えや責任でやりたいように生きてきたおかげで今は自由な人生を送ることが出来ていると思うんだよね

ただ、そのぶん犠牲にしたものや得られなかったものもあって

43歳にして地位も名誉も財産も家庭もなかったり、

年々、低所得になる一方なんで、

ほらみたことか！

と言われそうな半生だったりもするのだ(;’∀’)

それでもね、

そこに後悔なんて無い

んですよ。

安定が必ずしも幸せな人生に直結するわけではないなと思うし、

不安定であることの危機感が、逆に刺激となって楽しい人生を送れている気もするからね。

そんな感じで

ある意味、不安定というものを力に変えて生きて来たボンですが

最近は、

仕事に安定を感じてしまう時がある

んですよ。

これは収入面とかの話ではなくて、

ボクはいま施設警備の仕事をしてるじゃないですか。

基本は巡回、出入管理、電話対応、案内受付という特別なスキルのいらない誰でも出来る業務なんで、

完全に慣れちゃいました

って感じでして

同じ事の繰り返しで飽きるし、モチベーションの維持とかも結構大変だったりする。。

つまり、そこには

刺激や変化の無い、代り映えの無い日常の繰り返し

というものがあって

まさにこれこそが、安定という状態にあると言えるのです。

そんな安定状態からはイノベーションを生み出すのは難しくて、

安定は確実に人間をダメにする

という持論があるんで、

このままじゃダメだ！不安定な状況、厳しい環境に再び身を置いて、そこで感じた危機感をパワーに代えたい！

逃げちゃダメだ、 逃げちゃダメだ、 逃げちゃダメだ、 逃げちゃダメだ、 逃げちゃダメだ……！

と思い始めてる自分もいて、違う環境をそろそろ考えてみるのもありかなーって話でした。

いつも行列が出来る謎の中華食堂「宝来軒」

そんな感じで、安定は悪だ！みたいな話になりましたが、

飲食店ビジネスにおいては安定は大事。

てか、そこを目指さないとやっていけないからね(;’∀’)

んで、今回ご紹介するのは表町にある「宝来軒」。

表町あたりをブラつくと、いつもコチラのお店だけ昼夜問わずお客さんが並んでいる光景をよく目にしていたので、めっちゃ気になっていたお店って感じ

ちなみに、何と創業が昭和23年とのコト、、(；ﾟДﾟ)

71年も飲食店をやってるなんてすご過ぎる！！

安定しまくってるお店だ。

外観はこんな感じの普通の大衆中華料理屋さん。

老舗の中華料理屋さんに行列が出来るなんて何か名物料理があるはずだ！…と思って調べてみたところ、どうやらやきめしが名物みたいですねー

ボクはどちらかと言えばラーメンよりも炒飯の方が好きなんで、これは期待が膨らむなー(*‘∀‘)

で、日中の暑い中を並ぶのは嫌なので今回は珍しく夜に訪問！

店内はよくある街場の中華食堂の雰囲気って感じで、夜でもボッチなんでカウンターに着席～(*‘∀‘)

夜のメニューはコチラ↓

（一品料理）

• 八宝菜　650円
• 酢豚　650円
• 酢鶏　650円
• 鶏の甘煮　650円
• 焼き豚　650円
• レバニラ炒め　650円
• 肉ニラ炒め　700円
• 野菜炒め　550円
• もやし炒め500円
• 肉炒め　700円
• エビ卵炒め　750円
• ギョーザ　350円

（麺類）

• ラーメン醤油　500円
• みそラーメン　500円
• とんこつラーメン　550円
• チャーシューメン　550円
• 五目そば　550円
• 焼きそば　500円
• 揚げそば　550円

（飯類）

• 中華丼　550円
• やきめし（肉）　500円
• やきめし（えび）　550円
• 中華定食　950円
• ライス　150円

（湯菜）

• 五目スープ　500円
• 卵スープ　450円
• ニラ玉スープ　400円

（揚類）

• 鶏の唐揚げ　650円
• 鶏の天ぷら　650円
• 豚の唐揚げ　650円
• 豚の天ぷら　650円

ランチのセットメニューはこんな感じ↓

宝来セット　680円

• ラーメン（しょうゆ・みそ）
• 半やきめし（肉）
• お漬物

太平セット　680円

• やきめし（肉）
• 鶏の唐揚げ（3個）
• 小スープ
• お漬物

お昼はこれにプラスで夜メニューがいくつか提供出来るみたいです。

夜はオーソドックスな中華食堂のメニューでどれも美味しそうなんだけど、

ここはやはり人気の焼きめしの肉（500円）と追加でギョーザ（350円）をオーダー！

それほど待たずに提供されましたー！（一番乗りだけど。笑）

そのお味の方はというと、

メニュー表には「炒飯」ではなく「やきめし」と表記されてるように、

懐かしさを感じる優しい味わいで

正統派のやきめし

って感じ

さらにスープの塩梅とやきめしとの相性が抜群で、

交互に食べると相乗効果で

ウマウマーー！！( ﾟДﾟ)

いつもガッツリ食べるボクでも普通盛りで十分な量だったのでコスパもいい感じ！

大衆的なお店で、親しみやすい雰囲気、味・量・価格だけでなく、また通いたいと思わせるサービスがあるのも70年以上安定して愛されてる秘密なのかも知れませんねー(*’ω’*)

そろそろ涼しくなるし、今度は並ぶのを覚悟でランチにも挑戦してみようかなと思いました～