まいど、ボンです。
職業訓練校シリーズの続き!
職業訓練校に入校して9ヶ月目となる12月頃には「就職」と言う言葉がクラスの中で頻繁に飛び交うようになります。
求人票が沢山貼り出されたり、個別に先生方から勧められたりもします。
入校してから早い段階で定期的に様々な就職支援のセミナーやガイダンスなどがあったので、中には早めに企業訪問や面接までして就職が決まっている生徒も何人かいました。
就職先の状況によってはスグに来て欲しいという会社もあったりするので退校する生徒もいたりします。
この時期くらいが先生方の就職率を上げたいプレッシャー?が最高潮を迎える感じだと思います
飲食業以外の就職先
しばらくは安定した会社員をしてもいいかな…と思い、ボクも転職(一時的に)をすべく、一応内装業を中心に就職先を探してみるコトにしてみました。
求人票に何件か気になる会社があったのでピックアップしつつ、とりあえずは面接に向けて履歴書の準備なんかを始めてみたのですが、
いざ職務経歴書にこれまでの仕事について書き出してみると、改めて自分の職歴の多さに驚かされましたね。汗
飲食業に転職してからというもの沢山の職場で働いてきたので、書き出すだけでも面倒臭いくらいに多かったのです…
ちなみに、クラスメイトの18歳の子たちは当然職歴なんてなくて真っ白だし、50代後半でも同じ会社一筋!みたいな人ばかりだったので、そんなキレイな履歴書をみると余計にそう感じる(^▽^;)
ボクの場合は勉強のために色々な職場で働く選択をしてきましたし、何年も繁盛している個人経営の飲食店自体も少なく、職場が無くなるなんて事も日常茶飯事なんですよね
これって、飲食業で働いている人からすれば普通の事なのですが、廃業率の低い他の業界の人がボクの履歴書だけを見ると、辞めてばかりで問題ありな印象を持たれたりするかも知れません。
職業訓練校で内装を学んでいると言っても、実務経験の無い素人同然ですし、、(;’∀’)
そんな感じで
年齢的な事も含めて転職を成功させる為には、自分のキャリアを理解してもらえるよう如何に上手くアピールできるか次第だな…と思ったのでした
自分の履歴書
そんな履歴書を改めて書き出してみた時に気になったのが資格の欄。
恥ずかしながら、ボクが持っている資格はと言うと、自動車免許しかありませんでした‥(汗)
料理学校にも通っていたのですが、社会人向けで実技中心のコースだったので調理師免許もありません
転職に役立つはずだと思い受験したインテリア・コーディネーター資格も、残念ながら合格したのは一次試験のみとなり、他に何か建築関係で活かせそうな資格を取りたいなと考えていました。
【資格取得への道】40代のオッサンがインテリアコーディネーターに挑戦する理由
そんな時に、たまたま学校経由で知ったのがフォークリフトの資格。
教育訓練給付制度と言うものを利用すれば割安で受けれるらしく、役に立ちそうだし資格の欄にも書けると思い受けてみることにしたのでした!
ちなみに電気整備士資格も間違いなく役に立つので受けたかったけど、配線を見るだけでも拒否反応を起こすくらいの文系なので断念(笑)
フォークリフト運転資格に挑戦
<概要>
フォークリフトの資格取得場所は「都道府県労働局長登録教習機関」(教習所)で取得できます。
費用は教習所によって違うようですが、基本的には4~5万円ほど。
なかなか高額な気もしますが…たぶんほとんどの受講者が会社負担とかだったりするので皆さん問題はなさそうでした
ボクも今回は訓練校の割引があり、教育訓練給付制度を利用することでフォークリフト免許の運転技能講習にかかった費用の最大20%が給付されるとのコト
例えば、フォークリフト免許の運転技能講習の費用が4万5000円ほどの費用だった時は20%である9000円が給付され、実質約3万6000円に費用負担を抑えることができます
講習期間は普通自動車免許がれば4日間/31時間で土日の二日間を2週に分けての受講でした。
クラスメイトも7、8人は受けに行っていたと思います。
〈スケジュール〉
初日 : 講義と学科試験
2日目~最終日 : 実技練習と実技試験
初日:講義と学科試験
朝から夕方までなので案の定、かなり眠たくなる講義でした~
ただ、講義中はめっちゃ質問をされるので嫌でも起きてないとダメな感じだったのと、講義の終わりには筆記試験があり、途中で試験のポイントなんかも解説してくれるので、それなりに頑張ってマジメに聞かざるえない感じかな
そして、、
初日にも関わらず、早速行われた学科試験。
なんと……終わった順にその場で自動採点され合否判定されるシステム。。←これ、みんなの前で結果がわかるので不合格の場合かなり屈辱的!
ちなみに落ちた場合、実技試験を受けられないとも聞かされたので、マークシートでしたがかなり緊張しながら受けた記憶があります(;’∀’)
《学科試験例》
フォークリフトの走行に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識(10問 配点30点)
フォークリフトの荷役に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識 (10問 配点30点)
フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識(10問 配点20点)
法および規則中のフォークリフトについての規則に関する知識(10問 配点20点)
《採点基準例》
上記の40問100点満点中
それぞれの項目で
走行…30点中12点以上
荷役…30点中18点以上
力学…20点中8点以上
法とフォークリフトの規則…20点中8点以上
で合格みたいな感じ
トータルの点数では無く、どれかひとつでも科目の基準点が下回った場合は不合格となるのでバランス良く正解する必要があります
んで、結果は…
**
何とか合格!(*‘ω‘ *)
そんな感じで、
変なドキドキ感があって疲労困憊の初日が終了。笑
2日目:教習所で実技練習
翌日は丸1日かけて実技練習!
ちなみに実習場は極寒でした。。
一応屋内だったのですが季節的にめっちゃ寒くて、手袋をしていても指先が動かない感じでかなり辛かった記憶があります(T_T)
で、実技の方は
乗り物の運転にはある程度は自信があったとは言え、さすがにフォークリフトには乗ったことは無くて、どんなものかわからず緊張気味に練習を開始!
フォークリフトって一般的な車と違ってリア駆動だったり、教習所だけに合図とか点検の細かいルールを守らないとめっちゃ叱られるので初めは少し大変でしたが、終わる頃には操作自体には慣れる事が出来ました。
3日目:実技練習の続き(翌週)
1週間後に再び丸1日かけての実技練習。
翌日は実技試験が控えているので、実質的にはこの日が練習最終日!
にも関わらず、この日は最悪でした…
実技担当の教官は交代制で、前回の教官とは教え方とかの相性が良かったのに
この日の教官の
「ここのラインまで来たら右に2回半」
てな感じの完全なマニュアル的な教え方がボクの性に合わなくて、どちらかと言えば感覚でやるタイプなので前日に褒められて出来たことが逆に出来なくなってしまったのでした(汗)
まあ、逆にこの教え方の方が覚えやすいと言う受講生もいましたけど。。
相性って大事だと思う
内容としては走行練習からフォークを動かすところまで一通りの練習を完了したのだけど、個人的には不完全燃焼のまま試験日の最終日を迎える事となりました。
最終日:実技試験当日
翌日の午前中を使ってギリギリまで最終確認の練習をして、いよいよ午後からが実技試験でした。
作業点検から細かい動作までイメトレしたり、フォークに載せた荷物を繊細に積み替える練習を中心に何度かチェックが出来たので少しは自信を持って臨める感じだったかも
前日の先生との相性が悪く、感覚でいくのか?それともマニュアル重視でいくのか?で迷いましたが、やはり自分の感覚を信じて試験に挑むことに!
いざ実技試験開始!!
<試験内容>
安全確認⇒乗り込んで走行体制⇒荷物の積み上げ⇒S字⇒積み下ろし⇒定位置にバックで駐車
実技試験の採点方法は持ち点の100点から作業減点と時間減点をされて、確か80点以下になると不合格。
ちなみに、タイムオーバーしたらほぼ失格です
正に早く正確に課題をクリアしなければならないので、試験が始まると緊張でみんな無言状態でしたな
幸運にも?ボクは3番スタートだったので、気持ち的には丁度よい順番だったかも!(*‘∀‘)
んで、
運転は完全に感覚でやって、安全確認と時間に気をつけて試験を受けた結果
**
見事、合格!!(=゚ω゚)ノ
しかも10人中、98点(100点満点)の2位という好成績!
まぁ、遅かれ早かれほとんどの人が合格する試験なので受かって当たり前ですがね
受からせるための試験って感じ( ̄▽ ̄;)
まとめ
何はともあれ、これで何とか履歴書に1つアピール出来そうな資格を取得することが出来ました。
1度取得をすれば更新も無く生涯有効な資格でもあるので、皆さんも機会があれば受けてみてはいかがでしょうか?
…ボクは今のところ使用する予定はありませんがねー(^▽^;)
自分のお店の薪窯を搬入する時に挑戦してみようかな?(笑)
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